特許 情報 調査 知的財産 作文

メイン

作文技術 アーカイブ

2007年4月22日

プレイン・イングリッシュのルールと基本動詞

英作文技術の向上を狙って、Plain Englishというものを少し調べてみました。

英語学習に関しては実に沢山の本やウェブページが氾濫しています。「Plain English」という視点に絞っても比較検討する気になる量では無かったので、たまたま目にして有益に思えた情報を紹介します。

1.プレイン・イングリッシュの書き方

(1) Plain English CampaignFree guides and softwareのコーナーには役立ちそうなガイドが複数置いてあります。

それらガイドの中の1つ「How to write in plain English」によればプレイン・イングリッシュの書き方は以下の通りです:
   (i) Keep your sentences short
   (ii) Prefer active verbs
   (iii) Use 'you' and 'we'
   (iv) Choose words appropriate for the reader
   (v) Don't be afraid to give instructions
   (vi) Avoid nominalisations
   (vii) Use positive language
   (viii) Use lists where appropriate

(2) また、「プレイン・イングリッシュのすすめ」(講談社現代新書)によると「Plain Englishのための10ルール」は以下の通りです:
  1) 長い単語より短い単語を。
  2) カッコいい凝った単語より、慣れ親しんだ単語を。
  3) 抽象的な単語より、具体的なものを。
  4) よけいな単語は使わない
  5) できるだけ能動態を使う
  6) 動詞を生かす
  7) できるだけ否定形を避ける
  8) ひとつの文にはひとつの情報を
  9) まず概論を述べてから詳細に入る
  10) 原因・結果をはっきり述べる

(1)と(2)でだいたい共通する部分もあれば片方のみにあるものもありますが、何となくプレイン・イングリッシュの書き方が分かるような気がします。


2.基本動詞等の基本概念

Plain Englishにおいては誰もが知っている基本的な動詞をその基本概念を踏まえて上手く使うことがポイントになります。

(1)Plain Englishの提唱者であるRudolf Flesch博士はPlain Englishの基本動詞として50語をあげているそうです。

Rudolf Flesch博士はこの分野の権威らしいので、その50語を解説したサイトが沢山あるだろうと考えました。しかし、どうもうまく見つけられません。

なんとか、博士の示した50語の動詞は見つけましたのでここまでご容赦下さい。
ネットで見つけたこのpdfの6頁目に「Source: Rudolf Flesch, “The Art of Readable Writing,” Harper and Row, 1949」として以下の情報が記載されていました。

<SHORT ANGLO-SAXON VERBS>
bear blow break bring
call carry cast catch come cut
do draw drive drop
fall
get give go
hang hold
keep
lay let look
make
pick pull push put
run
set shake show skip slip split stand stay stick strike
take talk tear throw tie touch turn
walk wear work
tell
(51語あるけどいいのだろうか・・・(最後のtellが余計か???))

又、博士の示した前置詞と副詞20語も並べて記載されていました。

<PARTNERING ADVERBS>
about across ahead along apart around aside away
back
down
forth
in
off on out over
through together
under up

(2)なお、それぞれの単語の基本概念の内容については、

前述の「プレイン・イングリッシュのすすめ」に基本単語76(内、動詞が61)について説明されています。

又、「英語・ 発音・ 語彙」の超基本動詞のコーナーにも短い説明があります((基本概念)として記載されています)。

2007年3月22日

日本語の作文技術

化学実験をする研究室から現在の特許グループへ異動して、日本語の文章を書く機会が増えました。

特許出願明細書や、出願審査時の拒絶理由通知へのコメント、社内外関係者への電子メールやFAX等、毎日ある程度の量の文章を書いています。

そういった中で、読み手にわかりやすい文章を書くことは自然にできることではなく、その点を意識して学習と訓練を行うことが必要だということを認識しました。

「何を当たり前のことを・・・」と思われるかもしれませんが、私は30代半ばに至る現在まで、日本語の作文技術や文章作法について考えたことが全くありませんでした。

簡潔で誤解を生じさせない文章の作成力が特に求められる、知的財産や法務関係の実務家は、日本語の作文技術についてある程度意識して学んでいるのだと思います。

先日、特許出願明細書作成研修において「日本語の作文技術」(本多勝一著)という本を紹介されたので、早速購入して読みました。記載されていた作文技術のポイントを忘れないように以下に記します。



1.修飾語の語順
 (1)節を先に、句をあとに。
 (2)長い修飾語ほど先に、短いほどあとに。

2.読点のうちかた
 (1)長い修飾語が二つ以上あるとき、その境界にテンをうつ
 (2)修飾語順が逆順の場合にテンをうつ
 (3)必要なところ以外にはうたない

3.その他
 (1)漢字にすべきかカナにすべきかは視覚的なわかりやすさによる。(漢字とカナの併用は、単語と単語の境界を視覚的にわかりやすくする役割を果たしている。)
 (2)ひとつの文(または節)の中ではハを二つまでにする。(なお、先に題目をあらわす係助詞「ハ」、後に対照の係助詞「ハ」とするのがより良い。)


以上

新装版 日本語の作文技術


母国語である日本語の作文よりも英語の勉強に時間をかけてきたためか、私の書く日本語文章は、時に英文法の影響を受けているように思えます。本書を読んで認識しました。

2005年7月23日

Plain English

通っている英会話学校からハガキが来ていました。

"I'm so surprized that you left! I hope to meet you in the future. --"
(あなたがやめて驚いてる。またいつか会える日を願っているよ。)

え!やめるなんて一言もいってないのに。
確かに、払い込んである分のレッスンはすべて消化したけど、普通なら、そこで継続の意思を確認してくれるでしょう?新教材買ったばかりだよ。私はあまりありがたくない(儲からない)客ということか?これを期に別の英会話学校を試しちゃうぞ。


さて話はかわって、先日、英文の送達状の文例をインターネットで検索した際に"Plain English"という言葉を知りました。(なお送達状というのは物や書類等を送る際に一緒に送る短い送り状のことです。そんな簡単そうなものをわざわざ文例を探してから書くあたりから、私の英作文能力を察してください。)

私のイメージにぴったりの送達状英文例がネット上で簡単に見つかったのですが、そこには長めの解説がついていたのです。

Plain Language for the Legal Assistant - Preparing Enclosure Letters

読んでみると、"Plain English"という観点から送達状の注意点を法律事務所の方が述べているものでした。見つけた送達状は、Plain English Committee中の記事の一部だったのです。

Plain Englishとは、正しい定義はよくわかりませんが、要するに難解な用語使いを使わない誰にでも意味が明快な英語のことのようです。なるほど、特に法律系は難解な単語・言い回しが氾濫していそうですからね。仕事の参考になるのではないかと期待して、私のメールアドレスを登録しておきました。

なお、日本においてPlain English といえば、ケリー伊藤さんのようです。本も多数出ています。

プレイン・イングリッシュのすすめ


機会があれば読んで見たいと思います。

XML

アーカイブ

免責

当ウェブサイトの情報の利用あるいは当ウェブサイトからのダウンロードなどにより、万一何らかの損害が発生したとしても、いかなる責任も負いかねます。また当ウェブサイトから行うリンクに関し、リンク先の内容、情報の正確さ、あるいはサイトの機能などについて責任を負うものではありません。